こんにちは。サービス事務の安髙です(*^^)v

まだまだ日中は気温の高い日もありますが、朝晩は涼しくなり、鈴虫の音色が聞こえてきたりと、だんだん秋めいてきましたね♪なんだか今年の夏は短かったような、、、少し寂しさも感じます(^_^;)

しかし、オープンカー乗りにとっては、これからがドライブシーズンです!今年の秋も、愛車のカブリオレの幌を開けて、季節を感じながらのドライブを楽しみたいと思います(^◇^)

さて、今回の不定期日記では、E46 320iのASCユニット交換作業をご紹介します!

ASCとは、オートマチック・スタビリティ・コントロールの略で、各メーカーで呼び名は異なりますが、ABSの進化したものと考えて頂くとわかりやすいと思います(^^)

走行中、車が不安定な状態になった際に制御が働くもので、ABSはタイヤがロックした時に制御が入りますが、ASCはタイヤが空転してしまった時に制御が入るんだそうですφ(..)メモメモ

こちらのE46は車検でのお預かりでしたが、ASCユニット本体不良で警告灯が点灯してしまっていました。この状態では車検を通すことが出来ない(現在車検時に安全装置の警告灯が点灯していると整備不良となっています)ため、修理が必要です。しかし、新品はとっても高額、、、(@_@;) また、E46後期型のASCユニットは修理することが出来ないので、中古品を使って交換することになりました。

それでは早速、作業を見ていきましょう(^^)/

ブレーキのリザーバータンクの横にあるのがASCユニットです。

こちらの車両は右ハンドルなので、交換は比較的簡単です(*^^)v ちなみに、左ハンドルの場合は、タンクやマスターシリンダーを外さなければならず、作業が大変なんだそうです(@_@;)

まず、ユニットに繋がっている6本のブレーキパイプを外していきます。ここでは、フレアナットレンチという、ブレーキパイプのナットを外す専用工具を使用します(^^)v ブレーキパイプの材質は柔らかいので、通常のレンチではなめてしまうのだそうです。

大内工場長が絵を描いて説明してくれました!(笑) 左が通常のレンチ、右がフレアナットレンチです。とてもわかりやすいですね~(^◇^)

また、パイプを外す際は、出てきたブレーキフルードがボディに付かないように気をつけなければいけません。ブレーキフルードは、ボディに付着すると塗装が剥がれてしまうんだそうです(; ・`д・´) 恐ろしい、、、

ブレーキパイプが外れたら、ASCユニットを固定しているボルトを外し、ユニットを取り外します(^^♪ あとは、中古のASCユニットを取り付け、ブレーキのエア抜きをし、コーディングをかければ作業終了です!

無事に警告灯も消え、車検を通すことが出来ました(^◇^)

 

ASCが壊れてしまっても、ブレーキが効かなくなるわけではないので、通常走行は可能ですが、ABSやASC等のスタビリティコントロール(姿勢制御)が働かない為、滑りやすい路面では注意が必要なんだそうです(@_@;)

 

車の部品の中で最も重要となるブレーキ機構。エンジンが壊れても事故に繋がることは少ないですが、ブレーキが効かなくなってしまったら事故に直結してしまいますよね((+_+))

安心して車を運転するためにも、ブレーキ関連の整備は怠らないようにして下さいね(^^)

最後に、、、皆さんもきっとお好きな写真を(*^_^*) 先日、仕事が終わってメカニックに挨拶をしようと工場へ向かうと、ちょうど石井さんが「E46 アルピナ B3 3.3」のエンジンを降ろしているところでした(^^♪ アルピナのエンジンなんて、そうそう見れるものではありません。テンションが上がって、思わず写真を撮ってしまいました(●^o^●)こちらのB3は、腰下まで含めたフルオーバーホールのご依頼でのお預かりです。以前ご紹介したエンジンヘッドオーバーホールも重整備でしたが、さらにバラしていくなんて、、、\(◎o◎)/ 石井さん、大変だと思いますが、頑張って下さい!(^^)/

こちらも、後ほど紹介したいと思っています。楽しみにしていて下さいね。

 

季節の変わり目で体調も崩しやすいと思いますが、しっかり栄養を摂って(秋はおいしいものがいっぱいです♪)、ゆっくり身体を休めて、秋を楽しみましょうね(*^^)v

 

それではまた、次回の記事もお楽しみに(^◇^)